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[映画試写会当選]アリー・スター誕生を観てきました

平成最後の素晴らしいラブストーリー
最高のエンターテイメント!
ガガの為に在った作品だ!(;_;)

12/21上映 アリー・スター誕生 A STAR IS BORN

映画『アリー/ スター誕生』ブルーレイ&DVDリリース
映画『アリー/ スター誕生』ブルーレイ&DVDリリース。5.22ブルーレイ&DVD発売 レンタル同時

イオンシネマの試写会に当選したので先日観てきました!
ガガちゃん大好きなので、観たかったのです。ちなみに同い年なんです(゜゜)
良かった!感想たっぷり語ります!

ちなみに当選方法は別記事でご紹介してます

主演:レディ・ガガ
主演監督:ブラッドリー・クーパー

ストーリー

昼はウエイトレス、夜はバーで歌うアリー(レディー・ガガ)
歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てず半ば夢を諦めていた。
ある日、アリーが歌うバーへ偶然訪れた世界的シンガーの
ジャクソン(ブラッドリー・クーパー)に出会い
彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、やがて二人は愛し合うように。
アリーが成功していく中、それとは対照的にジャクソンは栄光と遠ざかって行き
酒とドラッグに溺れていく。

これぞエンターテイメントだ!
と、叫ばれているようでした、
ただのミュージカル映画じゃないんですよね、ロックな映画!
ライブシーンから始まるんですが凄い臨場感タップリ、本当にフェスで撮影しているのでカッコいい
冒頭10分~、引き込まれるとても良い演出です。
エディットピアフのラヴィアンローズを歌い上げるアリーもとてもキュート。
いやー、良いです、良い映画です。

出会った二人の距離感、触れ合い、どんな会話をするのか、二人がどんな歌を歌うのか、
上映開始してからずっとドキドキしっぱなしでした。
歌唱についてはさすがガガだなぁと思わせられてしまいます
こんなにハートフルな歌を聴いたことが無い、とても切ない。
前半は初々しく歌い上げるけれど、中盤からはガガらしい堂々たるステージ。
この役は現代においてガガしかいないと思いますし、ガガの人生が有るからこそ
この役柄がとても活きているし、本当にガガの為の作品として完璧であると感じました。

アリーはガガそのものでしたし、ガガは本当にアリーなのではないかと錯覚を起こしてしまうほど
アリーの人生を見せられているようでした。
いつもは逞しく勇ましいガガが、劇場ではキュートで可憐な女性なんですよ。
クーパーの才能がガガの見えなかった部分をどんどん出してくれているのかなぁと思います。
ガガの飾らない巣の姿がとても美しいです、人間らしくてとても好きです。
そしてクーパーの歌、とてもセクシーで大物カントリー歌手なんじゃないかと思わせてくれるパフォーマンスがめっちゃかっこいい!
当初はジャックホワイトがキャストされる予定でしたが、スタジオがうんと言わなかったとかで
良かった、クーパーがやってくれてよかった!!!
もう超セクシー、最高です。

(さらにはビヨンセが主演の予定だったのですよね。イーストウッドが監督でしたがビヨンセとは政治的反発もありまたビヨンセの妊娠もあり、後に監督も降板、ブラッドリーお前やってみろよの流れから紆余曲折して今に至ってるわけですね
正にガガが成熟してこの作品に出会うのを待っていたかのようですね。
ブラッドリーはチャリティーライブでガガのラヴィアンローズを聴いて、この歌を絶対歌ってもらうと決心したそうです)

この作品、ガガが主役で引き立ってしまうのかと思いきや
二人ともしっかり際立っていて、ダブル主演として成り立っていて、
二人とも負けてないんですよね、とっても魅力的なキャラクターでした。

当たり前の様に、二人はアリーとジャックで
このお二人以外の配役では考えられない、全てが完璧でとても素晴らしい演出にキャスティング。

ブラッドリークーパー
イケメンやぁ・・・

初監督作品?
製作も脚本も書いてる?
嘘だろ?
なんだこの人・・
なんかもうお腹いっぱいです・・・ありがとうございます。
なんてかっこいいんだいこの男(笑)

観に行かれる際は、私はハンカチ必須だと思います(゜o゜)
ガガが歌うからこそ、全然薄っぺらくないラブソングの数々!
本当に圧巻、感動です。
前半のシャロウを歌っている二人を観ているだけで泣きました(^v^)
魂から歌う、シンプルなガガがとても感動的で
オールウェイズ・リメンバー・アス・ディス・ウェイを歌い上げる所が本当最高です。
あんなにピュアなガガも見た事が無いです。
(とても素晴らしい歌です、下にMVを貼っておきます)
ラストのI’ll Never Love Againも二人の物語があるからこその歌詞がグッときます。

お友達と観るのももちろんおススメですが、
是非愛する人、恋人、大切な人と観る事をおススメいたします。
情熱的で、恋する二人にもドキドキしますし、
何より愛する人が隣にいる事はこんなにも幸せな事なのだと思いました(゜-゜;)

観終えると、アリーとジャック、この二人に思いを馳せてしまいます。
こんなに心が動かされる作品は久しぶりかなぁ。
楽曲全てに虜になってしまいます。

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小ネタですが
作中の楽曲はサウンドトラックで全て聞けるのですが
19もの曲をガガが新曲として作詞作曲しています
どの曲も本当に素晴らしい曲です。
80ヶ国以上で1位を獲得しています。
オフィシャルサイトからサントラを確認出来ます↓

アリー/ スター誕生 サウンドトラック by レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー
Preview, download or stream Joanne by Lady Gaga

Spotifyでも聴けますし、youtube music等でも聴くことが出来ます
youtube musicは基本無料で利用できますが、で3か月無料プランは動画無しの音声のみ再生やオフライン再生等が可能です。
Amazon musicも同様に、3か月99円でストリーミング聴き放題プランもあるようです(゜゜)
アルバム購入はAmazonで輸入盤が1799円でお安いですね。
ストーリーの通りにナンバリングされているので、思い出しながら聴くことが出来ます(;_;)

輸入アルバム購入はコチラ

日本版アルバム購入はコチラ

本作は4回目の映画化です
1937年の映画『スタア誕生』、ハリウッドを舞台に俳優の栄光と悲劇を描く作品です。
1954年版はミュージカル風にリメイクされました。
1976年版は物語の舞台を音楽業界へとシフト、
バーブラ・ストライサンド主演作品も是非観てみたいと思います(^v^)

レンタルはコチラ


購入はコチラ

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ここからはストーリーのネタバレと
物凄く長い個人的な感想とか考察がありますのでご注意ください!!!
映画内容を知らない方は読まない方が良いです!!
Uターンしましょう(゜o゜)

決まった日にバーで歌うだけだったアリー、
そこへ国際的シンガーのジャクソンが訪れ、必然的に二人は出会い
ジャックはアリーの歌声に魂を震わされる
バーの楽屋での二人の絡みはとても初々しく、素敵でした。

アリーはジャックと過ごした出来事は幻の様な時間だと思っていたが、
才能があるとチャンスを掴めと口説かれジャックの舞台に立つ事になる
ジャックの為に歌うアリーの姿はとても魂が震えました。

とある敏腕マネージャーに声をかけられ、契約をして瞬く間に人気歌手になっていく
自分は自分のままでと思うアリーに対して
マネージャーは髪色を変え、ファッションを変え、ダンスを取り入れると強要していく。
ガラッと変わってしまったアリーは、皆が望むような有り触れた派手なポップス歌手になっていく
ジャックが惚れた魂の歌を歌うアリーはもう何処かへ消えてしまった
自分を見失ってまで手に入れた栄光に気付かないまま
人気を勝ち取るが自分が誰なのかわからないと悩むアリー
ジャックは変わってしまったアリーに苛立つが上手く伝えられないまますれ違い続けてしまう。

孤独から逃れられずに酒に溺れてばかりのジャック、
アリーらしく自分の傍にいて欲しかったから結婚を申し込んだのでしょう
ジャックはアリーに家族を与えてくれた事に感謝していると言っていました。
ずっと家族が欲しかったんでしょうね・・。

夫婦となった二人だけれど、二人でひとつの人生を歩めなかった
二人は自分の人生を生き続けてしまったからこそ
ラストはこうなるしかなかったのかな、
ジャックは自分自信に弱く、立ち直れていなかったのかもしれない。
アリーをプロデュースし支える事で変われるとどこかで思っていたのかな
アリーといると生き生きと出来る、人生が華やいでいたんだろう、
自分の傍で生き生きと歌ってくれるアリーを愛していたジャック。
自分の想いを書いた歌詞は、
「愛する事を知ったけれど、この愛はあなただけの物、誰にも捧げたくない、自分には君しかいらない」と言っているようでした。実際の歌詞とは少し違いますが。
だからアリーも同じ気持ちでいてくれる、いつか本当のアリーに戻ったらこの歌を捧げたかったのでしょう。
着飾って無理をして偽って作り物の歌手になってしまった、
本当のアリーを取り戻したかったのに、最後の決断はどんな想いだったのか、
マネージャーにきつく言われ、アリーは自分だけの物では無いと感じたのか・・・
私は結局は全てから逃げてしまったジャックを許せないと思ってしまいましたが。
ラストでジャックの書いた歌を歌いあげるアリーは、奇抜なヘアカラーではなく
オリジナルのヘアカラーに戻っています。
でも最初の頃のアリーともまた違った、洗練された新しいアリーとして
ジャックを想い歌います。
とても感動的なラストソングでした。

本当のありのままのアリーを知っているのはジャックだけでも良かったのにね、
ジャックはそう思えなかったんでしょうね、
素晴らしい歌と、魂を捧げて自分をさらけ出して歌って欲しかったのかなと勝手に思っています。
歌でしかうまくアリーと心を通わせられない、でも自分の耳はもうほとんど聞こえなくなってきている。
将来自分がいる事が重荷になり、アリーの成功を潰してしまうならと考えたのでしょうか。
悲しい結果です。

どちらかが成功してしまえば、何処かが歪になり、修復が難しくなってしまうほどに壊れてしまう
自分の夢や幸せを追い求め続けてしまったが故にお互いの幸せを壊してしまったまま前に進んでしまった。
ジャックは自分の気持ちを押し込めて閉じ込めて酒に走ってしまったし、
アリーは夢を叶える忙しさに夢中になりすぎてしまっていた。
ジャックのお兄さんが誰も悪くないって言っていたけれど、一番悪いのは言わなくていい事を言って追いつめたマネージャーだよ!アリーが言わない事をわざわざ言って追い打ちをかけてー!
って思いましたが(笑)、そこはまぁ映画のシナリオなのでしゃーないか。
でも悪いとすればジャック本人が悪いんだとゆうのも分かりますが、育った環境も悪いのでしょうね
多感な時期に誰も自分を肯定してくれる存在がいなかった、守ってくれる人もいなかったのだから
どんなに成功しても、幸せをつかんでも、心の何処かは欠けたままで、
消えてなくなってしまいたいとゆう衝動はず~っと心の中にあったのでしょうね。
母親は自分を生んだことで死んでしまった、
成功したはずのアリーの足を引っ張った後悔、歌手としての立場を殺してしまうのではと、
お兄さんの夢も壊してしまった自分にも嫌気がさし絶望してしまったのでしょうか、
孤独はずっと埋められないままだったんですね。
決心してしまったジャックを止める術は何もなかったのだろうか・・・
二回目のベルト、失敗してほしかった・・・。

この後のアリーの人生にも思いを馳せてしまいました。
あんなに愛した、心を動かしてくれた、自分の人生までも変えてくれた人に
もう一生出会えないアリーの気持ちを思うと
とても苦しいですね。
それもあってのラストの歌が・・・良いですよね。
アリーとして歌うガガ、終始圧巻なんですよ。
ジャックを失って、自分を偽らずに生まれ変わるように歌う姿
本当にアリーの人生がガガの人生そのもののようでした。

普段はかっこよく、良い意味で刺のある楽曲が多いですが
こんなに胸に響くバラードをガガが歌うとは・・・本当ジャックとアリーの為の歌ですね。

 

観終わって、
人生は上手くいかないな~としみじみしてしまいました。
たくさんたくさん考えさせられてしまいました。
実際に、亡くなってしまった素晴らしい俳優や、ボーカルもいますね。
はたから見れば成功して幸せな人生を歩めていると思ってしまいますが、本人の辛さや苦しみは
本人にしか分からないものですよね、少しでも分け合えて和らげてあげる事が出来たらと。
私の身近な人も、自ら人生を終わらせてしまった人が何人かいます、どんな想いだったのか当人にしかわからない事です・・少しでもその気持ちに寄り添う事しかできません。
愛する人と共に生きるという事がどういう事なのか改めて考えてしまいますね。

ん~感想がまとまってないですねー、
当分はこの二人の物語に浸っていたいな~。

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