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「男はつらいよ50 おかえり寅さん」の試写に行ってきました。公開は12/27(金) ファンの方も初見の方も楽しめるホームムービー

先日「おかえり寅さん」の試写会に行ってまいりました。

寅さんは父が好きで、映画を家で見ているのを横で見ていました。
寅さんがとってもチャーミングで憎めないんですよね、笑って泣いて古き良き日本を感じれる作品です。

私は全ての作品を見たことがあるわけではないので、なんとな~くストーリーが分かるかな?程度でした。
50年目の作品という事で、どんなキャストなのかな~と思っていましたら
なんと、皆さん昔のお役のまま出ていらっしゃるのでびっくりしました(笑)

満男を中心にストーリーが進み、葛飾の街で過ごした皆の ”今” が描かれています。
あまり関係性がわからなくても、振り返りのシーンが合間合間で登場するので、
知らない人でも「なるほどこんな過去があって今があるのか~」とか理解できます。
ご家族で見られても、とても楽しめる作品だと実感しました。
昔からのファンの方、初めて見る方にもおすすめ出来ます。

そして寅さんのシーンが沢山!出てきます!!
もちろん過去の映像なんですが、とても活き活きとした映像で、4Kデジタルに綺麗に修正されています。
ユニークな寅さんが面白くて、会場の方々も寅さんが出るたびに過去の破天荒さに笑っていました(^^)
(イズミちゃんのお父さんのシーンで声出して吹き出してしまいました。)
映画の内容も、とてもよく出来ていて、温かいストーリーに少し泣けました。
なんだか寅さんの次回作でもあるんじゃないかと、期待に胸が躍るような、まだ寅さんがいるような
寅さんがひょっこりと帰ってくるんじゃないかな、と思わせられました。
皆の輪の中に寅さんだけがいない事がやはり少し寂しくは感じましたが、
作品の中や、観客の皆に愛される寅さんが改めて素敵で、本当に温かく愛情の詰まった素敵な作品です。

ほっこりしたい時は、寅さんを見て笑って泣いて、「生きててよかった」って思えたら良いな。

【男はつらいよ50 おかえり寅さん】
HP:https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie50/
公開は12/27(金)からです。

監督山田洋次
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1969年8月27日、『男はつらいよ』第1作が劇場公開された。おりしもぼくたちの国は高度成長期の途上にあり、活気があって威勢のいい充実した気分がこの国を覆っていたように思う。そんな時代を背景にぼくたちの寅さんは勢いよく誕生し、作者のぼくが当惑するほどの人気であれよあれよと作り続けてついに48作を数え、渥美清さんの死によりシリーズ49作の特別篇をもっていったん終りを告げた。そして今、先行き不透明で重く停滞した気分のこの国に生きるぼくたちは、もう一度あの寅さんに会いたい、あの野放図な発想の軽やかさ、はた迷惑を顧みぬ自由奔放な行動を想起して元気になりたい、寅さんの台詞にあるように「生まれて来てよかったと思うことがそのうちあるさ」と切実に願って第50作を製作することを決意した。このシリーズ製作に関わった全ての出演者、なつかしいスタッフに想いを馳せつつ、松竹全社の協力を得て作り上げたこの作品と共に、50年目を祝いたい。

https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie50/director/



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